ヒト

絶望と期待を繰り返して 大人とやらになっていく

距離

愛されるだけを望み 愛すことを放棄する貴方は 悲しく愛おしく遠い 愛すことを望み 愛されることを拒絶する僕は 貴方からは遠い？

温もり

自分以外の肌を感じれる事は 時に幸せであり 時に苦痛となる

あなた

あなたの願いはなんですか？ それは私に叶えれるものですか？ あなたの願いはなんですか？ それは私以外の人が叶えれるものですか？ あなたの願いは叶わない いつだって誰の事も見ない あなた自身だから

いつだって

ココロに麻酔をかけよう 痛みを忘れるために 傷つかないために そうやって生きてきたから 今だってきっと大丈夫

逃避

枯れない花なんていらない いつまでも散らずにいたのなら 見なくていいものも見てしまいそう 知らなくていい事を知ってしまいそう それは拒絶や恐怖になって 僕はきっと苦しんでしまう だから騙してほしい 例え世界が嘘をついても 他に行く場所が無くなっても 今、安らかに眠れるように

願い

ただ愛してるという言葉を待っている

無い物ねだり

鳥になれない僕らは空に憧れる 魚にもなれない僕らは海にすら憧れる 羽を持ってしまったなら憧れは消え 空の現実とやらに直面するのだろうか 海で息をすることが出来たなら 迫りくる敵に恐れをなすのだろうか ニンゲンは欲張りで無い物ねだりをする 今あるものに満足せず 今、与えられてる尊さに気付かないでいる... 続きをみる

存在

あなたは掴めない空のよう 手をぎゅって伸ばして 届いたと思っていても 届いてないことに気づかされる あなたは掌から溢れ落ちる砂のよう まるで無かったかのように 指先からパラパラと消えていく 私はいつも勘違いをする 全てを知ったように思えて 何も分かっていない いつかは掴みたい いつかは握りしめたい... 続きをみる

日々の中

夢に見た記憶はいつか色褪せ いつか望んでいたものとは違った それなりに幸せで それなりに悩んで どの選択肢がいいのか分からないまま 今を生きている この先にあるのが何かなんて 誰にも分からないけど 明日、今日という日が良かったのだと 笑っていたい それが毎日続いていけたなら きっと幸せ